母の日

 
 

朝フレンチトーストを作っていると、

「あ～、チョコレートチップがない！クッキー作ろうと思ったのにい～！」

長女の叫び声。

「パパ～、買いに行こうよ～」と居間の夫に。

「チョコレートチップクッキー、しばらく食べてないなあ。
よし、朝ごはん終わったら買いに行こうか」

 

ちょっと焦げもしたフレンチトーストをほお張り。

ああ、お腹いっぱ～いと口々に。

後片付けしていると、ぞろぞろとちびっ子たちもついて行ったようで、

気がついたら、

一人。

 

しずか～。

 

読みかけの記事取り出して。

 
 

しばらくして、階下にがやがやどたどた。

この時点でまだパジャマな私、寝室へ。

身支度整えた頃、

ちょっと見せたいものがあると呼びにきた夫についてダイニングへ向かうと、

 

ハッピ～マ～ザ～ズデ～イ！

 

飾りつけされたテーブルの下から飛び出し、抱きついてくる子供達。

ひゃ～と驚いて。

 

ケーキやら風船やらキャンドルやら買いに行ったの、

まあ、気づいてましたけどね。（笑）

 
 

キャンドル吹き消し、

ケーキをいただきながら、

皆からの手紙を読み、

泣きました。

 

今まで何度も母の日を過ごしてきたけれど、

子供達の前でこんなにぐすぐすしたのも、

今年が初めてでした。

 

いいかげんにしなさい！と叫び、

胸ぐらつかむような口論もあり、

やり切れなさにため息をつき。

それでも、

そうした道を一緒に通ってきたからこそ、

一つ一つの言葉が、

心に響くのでしょうね。

 
 

“I would fall to the ground with an enormous BANG if I didn’t have you.

You give me challenges so I can learn.

I would not know what to do without you, but I have you so everything is all right.”

もしママがいなかったら、

私はとてつもない大音響をたてて、

地面に崩れ落ちていたのよ。

ママはチャレンジを与えてくれる、

だから学べるの。

もしママがいなかったらどうしたらいいんだろうと思う。

でも私にはママがいる。

だからね、

全部大丈夫。

By 次女十歳
 
   
  
 

“No one else will ever know how much I love you. After all, you‘re the only one who knows what my heart sounds like from the inside.”

by anonymous

ママのことどれだけ好きかなんて、

誰にも分からない。

結局はね、

ママだけが、

私のハートが内側から奏でる音を知っている。

                                         By 長女十二歳による引用

  

“Wish you guys were here!!!”

みんなここにいたらいいのに！

（日本の旗と共に）

By 前日日本へ一人旅立った長男十四歳

（シアトル、サンフランシスコ、成田を経、名古屋へ。

待ち時間含め24時間以上かかり、おかげさまで無事到着しました。）

 
 
 

十年以上会っていない母へ、

生んでくださって、育ててくださって、ありがとう。

 
 

世界中のお母さんへ、

もうちょっと過ぎてますが、

おめでとうございます！

 

 

 

 

 

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