三女一年生クラスでの日本プロジェクト!
子供達放課中に、クラスをセットアップ。
友人達習字の見本作ってくださり。
日本の食材並べて。
まずは、食べ物、日本語などについての説明。
友人が撮影して下さいました。
今日はお寿司を作りますよ。お寿司は海苔の上にお米と具をのせて巻いて作るんです。この海苔はこうした黒い紙のように薄っぺらでぱりぱりですが、日本では他にもたくさんの種類の海草を食べるんですよ。こうしたとろろ昆布のように白っぽいものや、ひじきのようにシュレッドしたような形になっているものや。このおしゃぶり昆布回しますから、挑戦してみたい人はどうぞ。海草をスナックとしても食べるんですよ。
日本では、海からのものをたくさん食べます。どうしてか分かりますか?(手を挙げる子供達)当たり! そうですね、海に囲まれた小さな島だからですね。
日本がどこにあるか知ってますか? そう太平洋に浮かぶこの島です。アラスカの四分の一ほどの小さな島ですが、一億以上の人が暮らしてるんですよ。アラスカが六十万人ほどですから、アラスカに比べてどれほど密度が高いか分かりますね。
他に、海から獲れるもので、食べられるもの何がありますか? 魚! 貝! たこ! いか!
などなど。
見たこともないものを口に入れることに抵抗を持つ子もいたのですが、とにかく果敢に何でも試してみようとする子の多さに驚きました!
小魚は嫌がる人の多いこちら(内臓を食べることに抵抗があったり)、じゃこなど、もっと頂戴!と言い出したり。主食は米なのですが、こうしてお米から「あられ」などのお菓子も作るんですよと出した「あられ」、一気になくなり。皆さんの良く知っている枝豆(こちらのスーパーで「EDAMAME」として売ってるんです)の大豆からは、こうしてペースト(味噌)や醤油や豆腐(生に高野豆腐に)などを作るんですよ。そして発酵させてもいただきます、と出した「納豆」。強烈な匂いですからね、でも慣れてしまうと本当に美味しくて何よりとてもヘルシーなんですよと言いながら回すと、美味しい!という声まで・・・。
日本語については、英語のアルファベットが小文字大文字合わせて52文字に対し、まずはひらがな・カタカナ合わせて92文字習い、その上一年生で80文字程、二年生で160文字程、三年生で200文字ほどの漢字を習うんです。小学校を卒業する頃には、1000字程、高校生になる頃には2000字近く(常用漢字)習得していることになります。そうして新聞や雑誌などが問題なく読めるようになるんですよ。という説明に、皆もう口あんぐり。やはりどんな言語と比べても、この日本語についての事実は驚異的ですね。
その後、ステーションに別れて。
寿司作り。
アレルギーのある子もいるので、野菜のみの具でした。
きゅうり、色とりどりベルペッパー、セロリ、アボカド。
のりのざらざらした方を上にね、ご飯広げて、巻いて、巻きすで固めて。
切ってみると、ほら!
この瞬間、うわあと子供達の表情が輝きます。
習字。
いくつかの漢字と意味と読み方を記したプリントを見ながら。名前もカタカナで。
数々の作品生まれ。
折り紙。
クラスでも有名な「折り紙達人」の子。
さすがでした。
足袋はいて下駄(下駄好き友人が日本から送ってくれたもの)試したり、日本の教科書に目を通したり。
そして、太鼓グループ「友達太鼓」到着!
二ヶ月程前からの担任の先生との打ち合わせで、今年は男の子が多いので(16人男の子4人女の子!)、空手や太鼓のように、身体を動かせるものがいいかなと。そこで日本語イマージョンプログラム(日本語で半日過ごす)小学校のスタッフの友人に問い合わせると、あちらも授業中にも関わらず、大人スタッフ二名、五年生六年生八名、運転手伝い父兄五名が来て下さいました!
他のクラスも何組か見学に。
叩かせても下さった!
ゆっく~りから、早く強く、叫んで~と太鼓の先生、
皆うぉ~~~と叫びながらがむしゃらに叩き。
もうクラス中大興奮でした。
先生も子供達も皆大喜びの大満足に日本満喫でした。
本当に、ありがとうございました!
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