無料メールマガジン「MUGA」編集部に誘っていただき、今月号に寄稿しました。
「MUGA」には、三年前の創刊号から一年間「アラスカ便り」を連載させていただいたのですが、
毎月小説、評論、エッセイ、座談会等、興味深い内容が揃っています。
以下、「MUGA」編集長、那智タケシ氏(「悟り系で行こう」明窓社 著者)による言葉です:
今、日本はたいへんな状況にあります。3月11日の福島原発の事故によって、これまでのエゴを中心にした価値観、文明、文化のあり方が根本的に間違った方向のものであることが明るみになりました。また、日本のみならず、世界各地で起き続けている民族紛争、宗教戦争、テロリズム、自然破壊は、人類の存在そのものが「自然」から分離し、「私」、「私の国」、「私の神」という「私」中心のものであったことによる破壊的帰結でした。 私たちは今こそ、新たな方向に、新たな一歩を踏み出さなくてはなりません。回れ右をすることはできないかもしれませんが、別の道を探る時が来ているのです。それはエゴイズムに汚染された現代文明から、自然の摂理と合一した「無我」的な文明への転換の道です。しかしその道を選択し、実際に人々が歩み出すためには、まず「無我」というものを積極的価値観として、社会の中に根付かせてゆく必要があると強く感じています。 「私」中心の価値観から、「世界」中心の価値観へ。無我表現研究会では、無料月刊メルマガ・機関紙『MUGA』を月刊(毎月15日)で発行し、芸術、自然科学、評論、エッセイ等、様々なジャンルで「無我」の側からの表現を発信してゆきます。
興味ある方、こちらから登録できます!:登録・解除ページ (毎月十五日配信)
ホームページ:MUGAKEN
MUGA 第37号
「私」ではなく「世界=無我」からの表現を発信する
無我表現研究会発行 月刊メルマガ
◆目次
◇アート
・小説 奇妙な風景画1 バス停
那智タケシ
◇エッセイ
TBS番組「世界の日本人妻は見た」への出演
―世俗の真中にまぶしさを見出した驚き―
長岡真意子(ペンネーム・長岡マチカ)
◇評論
「魔法少女まどか☆マギカ」に想う“自我のドン詰まり”感
高橋ヒロヤス
◇エッセイ
コンビニ本『日本と世界の教祖』をめくりながら
土橋数子
◇座談会
●無我表現研究会編集会議 2014 8/12 四谷の某事務所にて
ネットが「非人間的存在」を生み出す原理
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