日常

末っ子次男のキンダー体験、始まって1ヶ月

「学校好きじゃないんだよね・・・」
 
キンダーへ行き始めて1ヶ月程の次男5歳。最初の1・2日は大張り切りだったものの、その後はため息つきながら冒頭の言葉。
 
3歳の時2ヶ月程通ったプレスクールは、「行きたくない」の一点張りで、あれやこれやの工夫の末、最後には「激しいチック」が出てドロップアウト。幸いプレスクールを止め2ヶ月程でチックは消えたのですが、その後兄姉抜きで家族外の人や子供達と遊ぶ機会は、週に1・2度のプレーデートのみに。そしてそれも、周り同じ年齢の子達がキンダーへ行き始めてからは、ほとんどなくなってました。
 
上の子達は皆、特に小さな頃は「出かけるの大好き!」、プレスクールもキンダーも「行きたくてしょうがない!」という様子だったのに対し、次男は、夕方になって姉達が学校から戻り一緒に遊ぶのを楽しみにしつつ、日中1人で何かを作ったり、1人でごっこ遊びするので、満足といった様子。
 
それでも週2回のプレスクールは毎朝しくしく泣き続け大変でしたが、週5日のキンダーは、しぶしぶながらも自分で用意を整え、「ああしょうがない」といった様子で毎朝出かけるので、ああ年月の流れって大きいんだなあと、感慨深く眺めてます。
 
 
学校好きじゃない理由として本人が一番にあげるのが:
 
1.騒がし過ぎる。周りの音が大き過ぎる。
 
担任の先生によると、ご自身のお子さんも同じ学校なのですが、キンダー時代「ヘッドフォン」をつけて通っていたそうで、「そういう子っているんですよ」とのこと。
 
普段4人の兄姉に囲まれてますから、「騒がし過ぎる」ってあなた何を今更・・・、とも思いますが、 スピーカーや、何十人もの声が一斉に部屋に響く感じなど、慣れてないんでしょうね。
 
 
後は、
 
2.お友達と遊ぼうにも、お友達の声が大き過ぎる
3.ルール違反してしまったらどうしよう
4.ママと離れるのが嫌

 
などなど。
 
 
2.友人関係については、皆とは2ヶ月遅れで入学し、他の子達が「皆もうお友達」なところに入るわけですから、「外では」大人しめの次男には、ちょっと時間がかかるかもとは思ってました。
 
先日のプールへのフィールドトリップ手伝いでも、「誰の車に乗るか」を先生が割り当てるのですが、「次男と一緒に」と言われたA君が、「仲良しB君の車に乗りた~い」と泣き始め。親同士が動揺し、傍にいるC君に「じゃあ代わりにあなたが乗っていく?」と声をかけてみれば、C君も次男の車には乗りたくない!と首を振り。引きつった表情で下を向く次男。
 
先生が「言ったことは守ってね。○○君(次男)はクラスに来たばかり、皆が嫌だって言ったら1人になっちゃうでしょ。よく知らない子の集団に来て、皆にそう言われたらあなた達どう思う?」と説得。
 
車中でも「帰りはB君の車に乗るんだ」と次男の隣で言い続けるA君、帰りの車に乗る前にも、B君の車に乗る~とひと騒動。上の子達に聞くと、低学年の頃は、フィールドトリップで誰の車に乗るかで毎回泣く子が出るそうですが。
 
といって、こういことってこれぐらいの年の子達、しばらくすると本人もけろりとして気にしてない場合が多いんですね。親の方が結構ひきずったりするんだなと、はっとさせられました。(笑)
 
 
3.色々な「規則」がありますからね。この戸棚に入ってるものは触っちゃだめ、廊下を歩く時は前の子に触れない、ランチの時間は5分間話してだめ。
 
ついつい何か違反してしまうんぢゃなかろうか、と心配しているようです。
 
生徒達から恐れられている学校スタッフの方もいるんですが、「小さな子にあんな風に怒鳴る先生もいるんだね、知らなかった・・・」とつぶやいてみたり。違反が積み重なると校長室に連れて行かれるのですが、まるで「ブラックホール」でも見るかのように校長室を眺めてます。
 
「あのね、ルール違反したら、ごめんなさいって言えばいいこと。怒鳴られたら、すみませんって直せばいいだけ。それにたまに校長室に連れてかれるぐらい何だっていうの、どうってことないのよ~」と声かけて。
 
 
4.だいたい夜寝る前になるとママに抱きつき「明日ね、行きたくないな」と「ちょっとぐすん」が始まり、朝になってしぶしぶ用意し、教室を前にすると「涼しい顔」になる(装う)、学校から戻ると「一仕事終えた」充実感からか絶好調、そして寝る前また「ぐすん」というパターンです。
 
ママは見えなくても、あなたが「ママ」って思ったらね、ここのね、この心の中にいるから、と次男の胸をなでながら言ってみたり。
 
5人の末っ子、親離れも、私の子離れも、上の子達に比べるとちょっと険しい道ですね。(笑)
 
 
 
とこんな様子ですが、以前は「1日中先生以外誰とも話さなかった」と言っていたものの、ここ数日、○○君と一緒にブロックで塔作ったー、○○君と校庭に秘密基地作ったーなどと言い始め。
 
昨夜は、「○○君にジョーク言ったの」、という次男の言葉に兄姉達が周りを取り囲み。
 
皆:で、どんなジョーク?
次男: 
名前は何ていうの?
○○(お友達が名前を答える)
昼の空は何色?
ブルー(お友達)
「ダウン」の反対は何?
「アップ」(お友達)
○○、ブルーアップ!

(低学年で毎年流行る「お決まりのジョーク」ですが、blue をblewにかけて、「○○、破裂した!」の意味)。
皆:で、で、○○君、何て言ってた?
次男:はっ?て。
皆:・・・。
 
通じなかったようですが、お友達にジョーク言えるまでほぐれてきているようです。
 
 
 
今週は感謝祭のイベント続きで、3時半までフルタイム通学。今日は昼から感謝祭のポトラック(親が食べ物持ち寄り)があり、明日から4連休ということで、大喜びで登校していきました。
 
昨夜は先生とクラスメート全員に感謝祭のお手紙。
002
「C先生とターキーを食べる僕」は担任のC先生へ。
003
今朝は皆に渡すんだと大張り切りでした。
 
 
これからもアップダウンあるでしょうが、親子共々、その都度できる限りのことをしつつ、乗り越えていけたら、そう思いつつ。
 
 
読んで下さり、ありがとうございます!
皆様、どうぞ今日もよい日をお送り下さい!
 
 
 
 

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