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安心感にたどり着くために

写真 by Simon Eugster --Simon 12:53, 8 Apr 2005 (UTC)    Wikimedia Commonsより

十年ほど前になりますが、心身を病んだことがあります。

 

不安と恐怖で眠られなくなり、真夜中パジャマで裏庭を歩き回りました。

 

三人目を妊娠中だったのですが、病院からいただいた薬はお腹の子に何かあったらと頑なに手をつけず。(胎児に安全だとお墨付きの薬だったのですが)

 

日が昇り明るくなると、不安感は弱まったのですが、回転性のめまいは一日中続きました。

 

日常生活もままならない状態。

 

まだ四歳と二歳だった上の子たちを抱えながら、途方に暮れました。

 

 

 

 

すがるような気持ちで食事療法と針灸を試し、それらがよかったのかホルモンの関係なのか、半年ほど続いた回転性めまいは、ありがたいことに出産一ヶ月前に消えました。

 

それでも、この「真夜中の恐怖」は頻度は減りつつあったものの、それ以降も続きました。

 

 

 

この恐怖感、これといった原因が突き止められるといったものではなかったんですね。昼間楽しく穏やかに過ごし、ああなんて今日はいい日だったんだろうと眠りにつき、それでも真夜中ばちりと目が覚め、押し寄せる不安感と恐怖感に悶え苦しむといった有様でした。

 

この恐怖感の最中と、日が昇り落ち着いていく状態とを何度も行き来するうちに、徐々に、この恐怖感に向き合う術を学んでいきました。

 

それは、深いところにある「安心感」のようなもの、温もりに包まれた「大丈夫」というような感覚。

 

 

はじめは曖昧にぼやけていたこの「安心感」、次第によりはっきり感じ取ることができるようになるにつれ、押し寄せる恐怖感の中にも、穏やかにいられる自分を見出すようになりました。

 

それは、ああここに戻ればいいんだといった「安全基地」を見出したような感覚でした。

 

そして、徐々に、真夜中の恐怖感に呑み込まれることもなくなっていったのです。

 

恐怖感や不安感を感じなくなったということではないのですね。今でも稀にぱちりと真夜中目が覚めることもあります。それでも、来た、と思うと、「安全基地」に戻り、すぐにすやすやと安心して眠ることができるのです。

 

 

 

 

私自身を絶望から救い、今もこうして日々立ち上がることを可能にしてくれる、深いところにある「安心感」、温もりに溢れた「大丈夫」といった感覚、「安全基地」。これらをどう子供達に伝えていくか、それが私の子育てのミッションの一つでもあります。

 

いつか彼ら彼女たちも同じような道を通ることがあるかもしれない。

 

その時、「戻る場所」をしっかりとつかんでいてくれたら。

 

 

 

 

深いところでの無条件の受け入れ、それが子供達の内に、「戻る場」を築いていく。

 

それが、今のところ、私自身の感じている答えです。

 

 

探求を続けていきますね。

 

 

 

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写真 by Simon Eugster –Simon 12:53, 8 Apr 2005 (UTC) Wikimedia Commonsより

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