2015年始まってますが。写真も年末ホリデイ気分満載なものに合わせて。(笑) 写真、アンカレッジ市内の民家です。数年前までは、こうしてライトアップがものすごい家をめぐるツアーマップなどが新聞などにも載っていたのですが、無くなってしまったようです。この家は、数年前のツアーマップに載っていたもの。今年も、はじけてます。
記事をよく参考にさせていただいている生物人類学者のGwen Dewar氏が、「子供を賢くするために何ができる?2014年の科学的研究ベスト5」を挙げています。
我が家にとっては、あ、もう遅いかも、ということもありますが、振り返って、確かにそうなんだろうなあと思います。参考にしていただけたら!
それでは、トップ5から!
5.昼寝をさせる。
睡眠の量が学業なり様々なパフォーマンスに大きく関わるということは、もう随分と前から言われてきてますね。去年の研究では、プレスクーラーを昼寝した/しなかったというグループに分け、昼寝前に教えたことをテストしたところ、昼寝したグループの方が、よく覚え理解していたと報告されています。
睡眠と言えば、「ギフテッド」とされる子の特徴として「睡眠が短い」と挙げられることがあります。赤ちゃん時代から同じ年齢層の子に比べ、短い時間眠ると。こうした寝ないでも冴えているといった、特殊な層もあるのでしょうね。
私自身は、3・4歳頃までの時分は、たとえ眠れなくても横になるなどして少しでも静かに休む時間を挟んでやる方が、「張りっぱなし」でなく「時に緩める」という姿勢が身につき、長い目で見てもいいのだろうなと思います。
といって現実は・・・、下の子になるほど、上の子のスケジュールに1日中ひっぱり回され、「昼寝」というものがあったかどうか。車の後部座席や何かのアクティビティーに参加しながら、おんぶや抱っこ状態のままいつのまにか意識を失っていた、といった様子でした。(笑)
4.「思慮深い会話相手」といった態度で赤ちゃんに接する。
会話らしい会話もなりたたないしと、ついつい黙々とお世話をしてしまいがちな赤ちゃん。それでも、赤ちゃんが発する意味を成さない「あー」とか「うー」などの発語にも、「会話」を繋げる真似事をしてやるのがいいようです。「そうねえ、早くミルク欲しいわよねえ。もうできるからね。待ってられて偉いわねー。はいどうぞお。あー、美味しいねえ嬉しいねえ」などなど。
赤ちゃんというのは、大人の想像をはるかに超えて、ものすごいスピードで周りの物事を吸収していると言います。なにしろ、何もできず寝た切りだったのが、1年もすれば動き回って片言話してるんですから! 人生の中で赤ちゃん時代ほど、そのスピードと内容共に、飛びぬけた成長を示す時代はないとも言えます。また引力の法則(ボールの手を離したら下へ落ちる)や、足す引くの概念など、実は赤ちゃんというのは周りが思う以上に、物事を理解していると示す研究も多くあります。
どんどん話しかけて、赤ちゃんとの「会話」(の真似事)、楽しみたいですね。
3.「できるんじゃないかな」といったポジティブな姿勢で向き合う。
1万人以上の妊婦に、
「悪いことというのは起きるもの。そしてそれについて私達は何もすることができない」
そう思う?そう思わない?と質問します。
女性の子供を追跡調査したところ、「そう思わない」と答えた母親の子供の方が、様々な面で秀でていたという研究が報告されています。
良いことも悪いことも起きるもの。でもそれにどう関わるかは私達次第。
何もせず諦めるより、「こうしたらどうだろう?じゃあ、ああしたらいいんじゃないかな」そう進み続ける背中を、見せてやれたら、そう思います。
2.遊んだり自由に探索したりと中断する時間が、学習を改善する。
85万人以上の人々を対象に、新しいスキルを身につける課題を与え調査したところ、最も高い成果を出した人々とは、
a. 中断時間をより取り入れていた
b. 異なる方法を試し失敗する自由を自身に許していた
とのこと。
大人を対象にした調査ですが、子供にも当てはまるという研究もあるそうです。
1.好奇心を大切にする。
赤ちゃんに何を探索し調べ話すかを自分で決めさせることで、より良く学ぶという研究が報告されています。また好奇心に取り付かれた人々と言うのは、より良い記憶力を示し、世界についてより広範囲に物事を吸収するという研究報告も。
学びへのパッションの源「好奇心」というギフトを、大切にしてやりたいですね。
子供が興味を持ち、疑問を抱き、それらを解き明かす自由を与え、そうした探求の旅をサポートしてやること、確かにそれが、子供達に関わる大人ができる大切なことの一つ。
4の赤ちゃんへの話しかけは、今更自身どうこうできるわけでもなく、周りや次世代に伝えていけたらなと思いますが、
5.睡眠時間や休憩時間を取る
3.困難に向き合ったり逆境に置かれても、「だったらこうしたらいいんじゃないかな」と進む背中を見せる
2.遊んだり探索する時間をもたせたり失敗させる余裕をもつ
1.好奇心をサポートする
これらは、私自身も、今からでも日々思い出しつつ、子供達に接していきたいですね。
それでは皆様、どうぞよい日をお過ごしください!