あと10日もすれば3ヶ月の夏休みが始まります!
アラスカの冬は日照時間も短く氷に閉ざされてますから、
朝5時半頃明るくなり夜10時半頃まで暗くならなくて、
おまけに辺り緑に染まり始め、日中ジャケット無しで外に出られるといったここ最近の日々というのは、
大人も子供も解放感がものすごいです。
真っ暗なトンネルをぽつりぽつりと進んでいたのが、
まぶしい出口にたどり着き、
うきゃーと両手挙げて一斉に走り始めているようというか。
その上山菜や漁やベリーもありますからね、短い夏、もうアラスカ人ははじけっぱなしです。
小学校の先生が以前「5月に入るともう授業という雰囲気じゃないんですよ」
とおっしゃってましたが、ということで、最近は「行事」目白押し。
フィールドトリップも毎週入ってます。キンダー先週は屋内プール、明日は動物園。
今日は、次女5年生の「ミニ社会プロジェクト」と三女2年生の「1年の学習シェア日」の様子などをお伝えします。
ミニ社会プロジェクト:
次女のクラス、ここ1ヶ月ほど、「社会を体験する」というプロジェクトが続いてます。クラスの中で、農民、商人、政治家、銀行員などそれぞれ役割が決まっていて仕事を遂行しています。次女は銀行員。クラスメート皆から預金(作り物札やコイン)を預かり定期的に利子の計算をして渡し。企業家へお金を貸すことなんかもしているようです。
同時に、皆がビジネスを起こすというプロジェクトもありました。ペアになってそれぞれどんなプロダクトorサービスを売るのか企画準備、いよいよそれらのプロダクト販売の記念すべき日に家族が招かれました。
次女とお友達のプロダクトは、
チョコチップクッキーと
ひたすら焼く次女。
ガム。
折り紙で作った入れ物に小分けして。
当日賑わってます。
参加者皆20ドルいただき。
お友達と売ってる売ってる。
ネイルサロン。
ワッフルその場で焼いてくれるスタンド。
その場で作るミルクシェーク。
本。
その他にも、ダンボールで作ったゲーム機、写真スタジオなんかもありました。
その後皆で売り上げや、プロダクトの改良点などについて話し合ったのだそうです。
企画準備したプロダクトが売れる。子供達の表情、皆輝いてましたね。
1年の学習シェア日:
1年間の学習サンプルが目の前に積み重ねられ。
1つ1つ三女が説明。エッセイ、詩、
火山の仕組み、
石の種類、
2億年以上前のパンゲア大陸。
ネイティブアラスカンのアザラシの腸皮で作ったパーカーを真似たもの。
ネイティブアラスカンの言語の1つアリュートも学んでいたようです。
長女も懐かしいクラスのペットウサギ、フレディ君。
廊下の絵。
1年用いていたフォルダーに家族勢ぞろい。
お兄ちゃん真っ赤ね、魚が空を飛んでる?(本人曰く「鳥」)と隣でつぶやく長女。
学校大好き三女、たくさんのことを学んで1年満喫したようでした。
長男は毎週末山登り:
先週末は小学校1年生の時から一緒の男3人組みで。
上半身裸でこの雪の上を転げまわってるビデオ見せてくれました・・・。
ああ、
絶壁。
帰りは雪に覆われた崖をお尻で滑って下山だそう。
無事でよかった。
毎週末楽しみでしょうがないようです。今週末どこの山へ登るか友人君と相談中。
夏の間アラスカ住民としてやはり今後動き回るので、そうした報告が多くなるかもしれません。
来週末は早速キャンプ。大自然の様子などお届けできたらなと思いつつ。
それでは皆様、残りの週も良い日々をお過ごし下さい!