学習支援

シェイク、夏休み、そして「説明する」ことの学習効果

ここ数日、身体を動かすことの大切さを痛感してます。元々、冷え性だったり排卵の周期によって悪寒がひどかったりということはあったのですが、最近は以前よりキーボードの前に座る時間も長くなってきて、如実に症状が表れるように。じっとしている時間が長いと、色んな「巡り系」が鈍くなっていくのでしょうね。
 
ジムに行く、という時間の取れない生活、とにかく普段の日常に身体を動かす機会を取り入れていこうと工夫してみているんですが、これが結構効果あります。台所で弁当作りながらケサディーヤ焼きながら一箇所走りしてみたり、廊下や階段を歩きながら腿上げしてみたり。朝の準備1時間ほどで結構汗かけます。キーボードの前でも、何分ごとかに「座り金魚運動」(もちろん寝ても)がいいです。運転中の信号待ち中もいいんですが、ちょっと隣の車から怪しまれることも。
 
ジム、エキソサイズマシーン、服着替えてジョギングと構えずとも、今すぐできることをちょこちょこと。滞らないよう、油のたまったドレッシングをシェイクしていくみたいな、そんな時を散りばめていくといいんですね。
 
年を重ねるごとに、意識的にメインテナンスしていかないと身体もうまく回っていかなくなり、でもある意味、意識的にメインテナンスするなら、まだまだいけるんだなとも実感してますね。
 
何年か前は意識などしなくてもすいすい暮らしていけたのに、と感じている皆様、お互い工夫取り入れて、まだまだこれから!ぐらいの気持ちでいきましょうね。
 
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夏休みまであと2週間ほど。とにかく3ヶ月間!どう過ごすか準備中です。毎年のこととはいえ、子供達が大きくなるに連れ、そして私自身の状況も変わるにつれ、考慮することも随分と変わってきて。その変化をしみじみと感じつつ。
 
基本、山へ川へ湖へ出かける、を日常的にしていくんですが、
 
個々のざっと計画:
 
長男15歳は大学の夏期集中講座(解剖学)を取るようで、これがまたかなり大変そうで。教授からも前回高校生はほとんど最初の1週間でやめていったと言われ。もし続けられるようだったら、夏休みなんてものしばらくないでしょうね。とはいえ、周りはバケーション気分うきゃうきゃの4人走り回る日々、さて集中できるかです。登山、キャンプは毎週のように行く予定だそう。NPOの2週間合宿などもスタッフとして参加です。
 
長女13歳は、他州への10日間レンジャーワークショップへ初1人飛行機旅する予定。高校生活に向け、自分が何をしたいのか、夏の間じっくり見つめてみるのだそうです。
 
次女11歳はサッカー三昧。
 
三女8歳次男5歳は、基本、自然の中に野放しといったところでしょうか。
 
下4人、アート三昧な日々も送りたいとの希望で、居間などの一角にアート系の材料を集めていつでも何か創作できる状態にしようかと話してます。
 
 
あと、夏休み中にマスターしたいことを一つか二つ、話し合おうとも思ってます。~シリーズの本を全部読むとか、このトピックについて掘り下げるとか、ピアノのこの曲を弾けるようになるとか、トランポリンで後ろ回転できるようになるとか、何でも。毎年何かこういう目標を作っておくといいなと感じてます。
 
と、そこへ、今夏は引越しが入るわけですが、もう漠然と考えているとくらくらしてくるので、するべきことを細分化して少しずつ目の前において、一歩一歩踏みしめることに力を注いでいこうと思ってます。そうして気がついたら、ああ夏が終わって新居に落ち着いてという日がきていることを想いつつ。
 
3ヶ月間、宿題も一切無しなんですが、朝少しだけ勉強系のようなこともします。どんな教材にしようかとか、何をしようとか、どうやって教えるかとか考え中なのですが、今日は、今年はもっと取り入れてみようと思う「説明する」ということのメリットについてまとめてみます!
 
 
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「自分で自分に説明する」「他者に説明する」ということの効果を示す研究はたくさんあるようです。
 
 

自分で自分に説明する

・コンピュータがどう動くかを説明することで、ただ見ているよりもよりうまく扱えるようになった。
 
・9年生の幾何学の課題に、「自分に説明する」という方法を取り入れたところ、違う方法で勉強した生徒達より点数が良くなった。
 
・5歳児への実験では、絵の連なりからパターンを見出し「次に何が来るか?」を当てる課題を与えてみる。答えあわせをした後、じゃあどうしてそうなる?を説明させたグループと説明させなかったグループに分け、新しくパターン認識の課題を与えたところ、「説明させたグループ」の方が秀でた。
 
・プレスクーラーにある装置について説明させたところ、よりその装置の表には見えない仕組みなどについて、理解が深まった。
 
 
 

他者に説明する

・自分への説明も効果的だけれど、虫について説明させる5歳児への実験では、母親に向けて説明すると、より効果が上がった。
 
・大学生にある文章を読ませ、3つのグループに分ける。

     

  • 内容についてのテストがあると告げられたグループ
  • 内容について後で自ら他者に教えるよう告げられたグループ
  • 内容について、他者に教えるよう告げられ、実際教えたグループ

 
比較したところ、1より2の学生、そして2より3のグループの学生が最も内容を理解し、テストでも高得点を取った。
 
 
・3歳児へお話を聞かせる実験。高いところにある棚に届かない男の人、隣にはタイヤがいくつか転がっています、といった内容。どうしたら棚に手が届くかな?と聞き、分からない場合は、「タイヤを積んで踏み台を作る」と教える。
 
その後、2つのグループに分け、1つのグループにはパペットにどうやって男の人が棚に手が届いたかを説明させる。そして、今度は農場でお百姓さんがトラクターに手が届かないと困っています、傍にはわらの束が転がっていますというお話を聞かせる。どうしたらトラクターに手が届くだろう?と聞いたところ、パペットに説明したグループの方が、そうでないグループより2倍よく解答できた。
 
 
・あと前にもどこかで書いた覚えのある話も思いだしました。中学生のとても勉強のよくできる子に、どうやって勉強しているのかと聞いたところ、毎晩お父さんお母さんにその日習ったことを説明しているとのこと。その父母は中卒で、その子供さんが話す内容をそれはそれは毎晩楽しみにしていたと。その子供さんも、お父さんお母さんに理解してもらおうと一生懸命だったと。
 
 
 

どうして説明することが効果的か

・相手に伝わる文章で表すことで、あやふやな理解になっている原因がはっきりとする。
 
・明確な文章で表すことで、見過ごしそうな繋がりなども発見する。
 
・こうかな?と漠然と思っていた仮説をしっかりと試すことを促す。
 
など。
 
実際、質の高いはっきりとした数学のコンセプトを教えられた小学校の生徒への実験では、そのトピックについて「説明させた」ところ、効果はあまり見られなかったと言います。
 
つまり、曖昧な理解をしてそうなものを説明させると、より効果的なんですね。自分でも何が分かってないのかはっきりと自覚できて。しっかり理解しているものは、次のレベルのものを少し導入し、説明させるのもいいですね。
 
 
 
 
「説明する」ことの効果、自分自身の経験からも、本当に納得です。日本語を教えていた時に、どれほど日本語について知らないかと愕然としたのを覚えています。何十年間も使っていたわけですが、他者に説明することで、まさしく、システマティックに理解するんですよね。
 
そしてもう1つ、この「自分で自分に説明」「他者に説明」ということの効果が、これほど分かっているのですから、学校の授業などにももっと取り入れられたらなあと。教師の数も足りないのですし、子供同士の方が気持ちがより分かるということもあるでしょうし。その子の理解度をみる審査などは必要として。学んだことを下の学年に教えていく場などが増えるならば、教えるということを念頭に入れて学ぶようにもなるでしょう。インプットしたものをアウトプットする機会が「テスト」だけでなく、「説明」といった他者との触れ合いを通してもされるようになればな、などと思いつつ。
 
自分で自分に説明、他者に説明、夏休みのスクールタイムにも取り入れていけたらなと思います!
 
 
 
写真はファミリーディナーパン作り:
016
 
 
それでは皆様、今日もシェイクしながら、よい日をお送り下さい!
 
 
 
参考資料:
“Turning the tables to help kids learn math and science” by Gwen Dear Ph.D. 
http://www.parentingscience.com/kids-learn-math-and-science.html
 
 
 

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