「心のグラス」とは?

「心のグラス」というメタファー、「心の育ち」サポート法

2年続きの引越し大移動がようやく落ち着きつつあります。ほっ。そこで、ひとまずこれから「取り組んでいきたいことのひとつ」についてまとめてみます! ふつふつと私の内に長い間あることで、どう形にしたらよいものかと考え続けてきたんですが、ひとまず出していこうと思います。まだまだ伝わりにくいこともあるかもしれませんが、少しずつ、より伝わる形へと練っていきますね。
 
 
 

子育ちの「プリンシプル(原理)」 

この『ユア子育てスタジオ』の「はじめに」でも紹介したように、私自身、子育ちには「プリンシプル(原理)」があると思っています。そして、二男三女の子育てと共に、これまで17年間、赤ちゃんから大学生までの様々な育ちに関わる中で、「この原理」の存在を、ますます確信しています。
 
それは、「心の育ち」の上に「学力やスキル」を培うことで、持てる力を発揮できる健やかな大人へと成長するということ。
 
 
樹木にたとえると、分かりやすいです。
 
根っこに当たるのが、「心の育ち」、幹や枝に当たるのが、「学力やスキルの育ち」です。
 
「心の育ち」という土台がしっかりしていないのなら、いくら「学力やスキル」をつけ、一見、目を引く立派な幹や枝に見えたとしても、根の張っていない樹木のようなもの。長い目で見るなら、生い茂る枝葉の重さに耐えられず、風が吹きすさべば倒れてしまいます。
 
 
 
この「心の育ちという土台に、学力や様々なスキルを培う」というの、
 
とてもシンプルなプリンシプルですよね。
 
とはいえ、「シンプル」と「簡単」は、同じじゃありません。
 
「勉強すれば成績があがる」「やる気があれば伸びる」「食べ過ぎなければ太らない」「タバコをやめればより健康」などなど、「シンプルだけど簡単じゃない」ことって、たくさんあります。
 
そこで、この「心の育ち」のサポートを、より「簡単」にするのが、「心のグラス」というメタファーです。
 
 
 
 
 

「心のグラス」というメタファー

「心」って、何だかよくわからないものです。『ウィキペディア』にも、「人間(や生き物)の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指し、感情、意志、知識、思いやり、情などを含みつつ指している」とありますが、「それのもとになるもの」とか、「~などを含みつつ指している」とか、何だかもやもや~として、はっきりしてません。
 
実際、科学的にも、「心」というものが一体何なのか、よく分かっていないとされています。
 
 
ということで、「心とは何か」についての議論は、「一生&世代を超えたテーマ」として今は横におき、待ったなしで進む子供たちのために、ひとまず「心」というものをメタファーを用い、可視化してみましょう。
 
こんな「グラス」のイメージです。
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このグラスに、透明な水が、
増えたり
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減ったりします。
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この「心のグラスの水の量」が、その子がどう物事に向き合うかを決定していきます。
 
 
「同じ物事」を前にしても、子供によって、また同じ子であっても時によって、異なる反応を示すものです。
 
「心のグラス」が空っぽならば、周りの物事をより否定的にとらえ、ショックを受けやすく、思うように物事がすすまないたびに打ちのめされ、やる気もなえていきます。逆に、「心のグラス」が満たされているならば、物事をより前向きにとらえられ、逆境にも「レジリエンス」を発揮し、やる気に溢れていきます。
 
「心のグラスの水」とは、物事に向き合う「力の源」のようなもの。
 
例えば、ママが感情的に怒ってしまったとしても、その子の「心のグラス」が空っぽならば、「ママ、自分のこと嫌いなんだ・・・」と打ちひしがれいつまでも引きずるかもしれませんが、「心のグラス」が満たされているならば、「ママ、疲れてるのかなあ」と、それほど動じることもないでしょう。
 
 
 
 
 

子供の性質により「心のグラス」の「変化の度合い」は異なります

ここで心に留めておきたいことは、子供によって、「心のグラスの水量」が変化する度合いが異なる、ということ。「強烈な感情」を持つ子や、敏感な子ほど、この「心のグラス」が満ちたり減ったりする度合いが、すさまじいんです。ひとつひとつの物事に出合うたび、あれほど満ち満ちていたのに、一気に干上がるわけ・・・、そうあきれるほど。
 
そういった子ほど、「心のグラス」の状態を見てやることも、必要なんです。そして、すぐに空っぽになりがちなグラスを満たすためにできることを、心がけていきたいです。
 
 
 
 
 

自分の「心のグラス」をみていく大切さ

もうひとつ大切なのは、子供たちの「心のグラス」と共に、「自分の心のグラス」ものぞいていくこと。潤っているでしょうか? それともからからに乾いているでしょうか? 自ら空っぽであるところに、他者のグラスを満たしていくことはできません。
 
自分の「心のグラスの状態」には、自らの性質や生い立ちなども関係してきます。
 
それでも覚えておきたいのは、「心のグラス」とは「移り変わる」ということ。
 
固まったアイス状態ではないんです、満たしていくことができます。
 
 
 
 
 
ということで、
子供&養育者共に「心のグラス」を満たしていくことの大切さ、
どういった対応が水を吸い取ることにつながり、
どういった対応が水を注ぐことになるのか、
「心のグラスを満たす」という視点から、
より具体的に、少しずつ、まとめていきますね。
 
 
それでは皆様、高い高い秋空を、お楽しみください!
 
 
 

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