組み立て玩具大好きだった長男、その後娘三人が続き「もっぱらクラフト系/ 時々組み立て玩具」と熱は少し収まっていたものの、ここにきて次男四歳。寝ても覚めても組み立てたい!状態。
昔のインストラクションを引っ張り出し、作ろうとするものの、小さな部品を見つけるのに呆れるほどの時間がかかり。ジャラジャラ~、ザラザラ~と部品で埋まったいくつかの入れ物をかき混ぜ目を凝らし。一センチにも満たないパーツを子ども達と一緒に探し続け一時間程があっという間に過ぎてしまい、あああああ~と頭を抱える(私が)ことも何度か(レゴリーグを上三人がしていたことがあり、結構量あり)。かといって、そうそう新しいキットを買い与えるわけにもいかず。
3日ほどかけての整理が終わり、ほっ。何よりも毎日のように何かしら新しいモデルを作ることができ、うっきうきの次男。
今回のレゴ整理を通し思ったことなど整理:
1.嵐のような日常に「整理の時間」を搾り出すのは大変だけれど、結局、時間的そして経済的にも助かることになり、急がば回れだなあと実感。
2.我が家での整理の際のフォーカスは、レゴに限らず「できる限り子供達が自分でできる空間作り」。手も目も、なかなかかけられないという理由のため。
3.「レゴの整理」という検索でブログを訪ねて下さる方もいるのですが、以前は見た目もきれいということで、「色別」に分けていたのですが、今回全て「形・サイズ別」に。やはりパーツを識別し易く、こちらの方が断然使いやすいですね。
4.分類というのは、見方によっていくつものパターンができる。「厚さ」を見るか、「長さ」を見るか、「機能」を見るかなどで、くくり方も全く違ってくる。「分類の恣意性」をつくづく思う。
5.レゴなどの組み立て玩具は、二通りの楽しみ方がある。
A. インストラクションにそって作る
B. 自分で好きなように作る
AとBを交互に行き来きすることで、アイデアも膨らみ、より複雑なものや面白いものが作れるようになっていく。そしてBのためには、自由に遊べる時間がたっぷり必要。
6.5のAにとっては、パーツがそれぞれ離れた引き出しに整然としまってあってもいいのだけれど、Bにとっては、小さな目からも全体を眺められるようになっていた方がいい。
「面白いもの」というのは、多様さの入り交ざったカオス的な状況から生まれる場合が多い。意外な組み合わせ、たまたま隣にあった普通だったら組み合せようとは思わないものを一緒にしてみることで、おっ!と思うようなものができたりする。
そこで、小さな引き出しを取り出せていくつも隣同士に並べられるような戸棚がいい。
冬休みに向け、「クラフト・セクション」にも手を入れる予定。「カオスから創造」という意味では、最高の状態にはなっているのですが。(笑)
子供達の意欲・想像力が湧くような空間作りができたら、そう思いつつ。
没頭次男。
あれやこれや組み合わせて。
昨日の「インストラクションにそった作品」。
パーツを揃える手伝いもスムーず!