今年も上ってきました!フーリガン。サーモンに先立ち毎年この時期、川へ戻ってきます。
アリューシャン列島ネイティブアラスカンのアリュート語「oolichan」からこう呼ばれるようになったこの魚、ネイティブアラスカンの間では「キャンドルフィッシュ」と呼ばれることも。産卵時期のフーリガンはたっぷり脂がのっていて、キャンドルとしても用いられてきたんですね。
日本人の間でも「子持ちシシャモ」のような、「アユ」のような、と大人気のこのフーリガン、五月終わり頃になると、そろそろ? きた?と必ず話題に。
「アンカレッジデイリーニュース」にも、五月三十日付けで「きましたよ!」という記事が。
この記事にもありますが、フーリガン漁には、アジア、太平洋の島々、ロシアなどからの移民の方々が多いです。コケージャンやアフリカンアメリカンの方など、こういった「小さめの魚」を食べることに関心を示さない方が多いのですね。
調理法は、塩焼き、天ぷら、燻製、味りん干し、蒲焼、南蛮漬け、瓶詰めなどなど。味りん干しが「カワハギ」みたいでそれはそれは美味しいのですが、かなり手間隙かかるため、家では塩焼き、量が獲れれば一晩マリネしてもっぱら燻製です。
朝からからっと晴れ渡った一昨日、我が家も行ってきました! キャンプの片付け、まだ終わってないんですけどね。(笑)
アンカレッジから車飛ばして一時間ほど南にある「二十マイル川」!
こんな網持って、
ずぶずぶと川へ入り、
流れにそって川底を掬っては網を出しまた上流に入れ掬っては入れと繰り返すんですね。
岸からも加勢。
かかった!
へへへ、一匹目。
一匹を囲み興奮。
橋の下が獲れてるよ、という声に移動。
ずらりと岸沿いに並ぶ人々。
まあ今日はあんまりかからないけど、何といってもこの天気たまらないねえ、とニコニコ顔の皆さん。
橋の向こう側へも。
掬って掬って。
ふ~。
長男と私で二時間で三十匹程。
入るときは一時間で四百匹なんて年もあるので、かなりスローではありましたが、大切に塩焼きにして夕飯に。
恵みに感謝!
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