コミュニティー

米国の士官学校

014昨夜は、他州の「士官学校」に通う青年達何人かと出会う機会があった。米国の士官学校は将校など軍の「上層部」を養成する4年生大学。学業面だけでなく、身体運動面もトップレベルの子供達が入学していく。
 
軍に入るケースは、ティーンで犯罪を繰り返し親が手に負えないから入れるといった場合から、こうした「エリート集団」まで、幅が広い。軍の内部は、1人1人がランク分けされ、揺ぎ無き階級制度に支えられている。
 
例えば、基地に出入りして気がつくのは、各家の表札にさえ、「ランク」が記されているということ。例え奥さん同士が日本人で仲良くなっても、夫のランクがかけ離れていると、気軽に家族ぐるみで集まってというのも難しいと言っていたママ友もいた。
 
陸軍(West Point)、海軍(United States Naval Academy)、空軍(Air Force Academy)にそれぞれある士官学校は、こうした階級制度の「トップリーダー」となる人材を育てている。
 
 
士官学校卒業後は、6-12年の兵役につき、その後軍を抜ける選択も可能だが、その際も多くの場合、志望する分野(医師、エンジニア、官僚など)での手堅い就職先が確保されているという。士官学校時代も、学費無料、生活費支給、その上「給料」も手にする。昨今の大学費軒並み吊り上げ&経済不況で、年々、士官学校志願者は増えているという。
 
 
士官学校の日常は、学業面も最高レベルの教育が施されると同時に、普通の大学生活とは大きく異なる。授業後にショッピングや飲みに出かけるなんてこともなく、特に初めの1・2年間の生活は厳しく管理され、過酷ともいえる体力トレーニングを積み重ねる。このため難関を突破して入学しても、中退者も多いという。
 
 
「自己犠牲」、「奉仕の精神」を徹底して身につけさせられるとも聞く。昨夜のパーティーでも、率先して周りの片付けや手伝いにと身体を動かす青年達。背筋しゃきっと伸び、隙なく、てきぱきと動き回り。
 
彼ら彼女の、さわやかな笑顔が、まぶしく、心にしみた。
 
 
 

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