ハヌカ
家族にも親戚にもユダヤ教徒はいないのですが、その昔ラビ夫妻にお世話になったこと、ユダヤ思想にはこれまで随分と助けられてきたことなどから、ユダヤの行事「ハヌカ」が「我が家の伝統」に加わって10年近くになります。
ハヌカはユダヤ暦にのっとっているので、グレゴリオ暦では毎年日にちが変わるのですが、だいたいちょうどこの年末時期にあたります。今年は12月16日から24日まででした。
8日間、毎晩キャンドルに火を灯します。
キャンドルの灯りを前に、祈り、歌い、
その後は、独楽回しゲーム。
ヘブライ語の文字のついた「ドレイドル」という独楽を回し、止まった時点で上を向いている文字によって、手持ちのコインを減らしたり増やしたりといったシンプルなゲーム。(文字の意味については過去記事「ハヌカの独楽、五つのエレメント」参照)
ハヌカは、マカバイ戦争(紀元前168年 – 紀元前141年)でのエルサレム神殿奪回時に1日分の聖油が8日間もったという奇跡を祝う祭。「奇跡の聖油」にちなみ、油を使った料理、「ラトゥカ(Latkesポテトパンケーキのようなもの)」や「スフガーニーヤー (sufganiyahドーナッツのようなもの)」などを食べます。
ポテトを剥いて、
グリルで焼いて。
最終日は、ユダヤ教徒の友人が、聖油のキャンドルを持ってきてくれました。
何千年もの間繰り返し受け継がれる祭り行事。
1つ1つの食べ物から言葉から用具から、その象徴的意味が明確に把握され、次世代へと伝えられ。
ユダヤのその土台の深さ強さを思います。
クリスマス
12月に入ってからの外遊びは、こんな感じです。
クリスマスキャロル口ずさみながら、
友人宅のパーティーに持ち寄る料理準備。
ピタパンにワカモレ塗って、ベルペッパー、プリッツェルで、
飾る。
パンプキンパイと。
隣で餅を、
まるめて、
いただきながら。
パーティー数時間前、長男、次男のぼさぼさ髪見かねて、
Before
After。
持ち寄られた料理。
素晴らしい。
いえーい!
ハズバンドが目隠しして、何人かの手を握り、自分のワイフの手を当てられるかゲーム。
間違えた夫さん方のあたふたぶりといったら!
プレゼント交換。
夜は更けて。
25日は、サンタさんや親戚からのプレゼントクラフトな1日。
次男文字通り「1日中ずっと」で、夜完成。
次女カラフル紐組み合わせ、
腕輪。
三女Tシャツに、
長女ペグ刺して糸まきつけて、
糸アート、
などなど。
今年もこうして祝えたことに感謝を込めて。
1.マカバイ戦争の聖油の奇跡。
2.トナカイに引かれたソリで空を駆け巡り、プレゼントを配るサンタクロース
3.キリストの誕生
「3つのストーリー」を胸に。
今年も残りあと数日!
皆様、どうぞ年末の日々をお楽しみください!